フランス合宿を終えて (2014年 9月14日~21日) Y・I・K木暮
1、帰ってきてもう2週間が過ぎました。フランスも、パリでの日々の事、ヴァランスでの日々の事も、まるで夢の中ですごしたような時間だったか、そんな錯覚にとらわれてしまう程に慌しい日本の生活にまた、どっぷりと浸かっております。
合宿がどんな様子であったか、これからお話させて下さいませ。まだ記憶が鮮明なうちに。
2、今回の旅に同行された方は20名。二つのグループに途中から別れての行動でした。組ひもの方がたは、パリのギャラリーの展示会を中心に行動されました。我がヨガチームは南仏へ。パリからの距離ですが、リヨン駅からTGV(日本の新幹線です)に乗る事、2時間30分。さらに駅から和尚様達のお迎えの車に乗せて戴き、高速道で30分程で到着。後で地図を確認しましたら、空間移動も大きかったですね。その間に、幾つかの集落を抜けて、エリューヌ川と森に囲まれたフランス禅文化センターの地に到着。数棟の建物が立ち並ぶ中で、私達の宿舎として、昔の蚕室を改造した建物が提供されました。これも奇しきご縁でした。階下はこのセンターの事務所として使用されていました。
3、こうして、禅道場での、二泊三日の座禅瞑想の日々が始まりました。
着いた日のお話からにいたしましょう。最初に案内された建物は弓道場の広い空間でした。日本にいるのかと錯覚するほどの、竜安寺の石庭を髣髴とさせるような白砂のしきつめられた中庭が広々と拡がっています。四囲の木立が日本的な風情を伝えていました。 まさにここは日本か!?
迎えて下さったフランス人のお二人の臨済のお坊さんにご挨拶を済ませ、これから過ごす時間を思いワクワクした次第です。宿舎の部屋割りも決まり、昼食タイムとなりました。
4、さて、どんなお食事であったか?お知りになりたい方いらっしゃいましょう。
食堂でもお作法が在り、黙々と食べる事に集中いたします。食べ物は大皿に載せられテーブルの数箇所に置かれています。それを左の席の方から取り分けて、次、次へと渡していくのです。
センター内に隣接した畑があり、そこで摂れたお野菜中心の本当にお腹に優しい食事でした。同じ食材を用いても、シェフといわれる青年が工夫がこらしたメニューで毎食、私達を迎えてくれたのです。その他、ボランティアで厨房を手伝ってくださった方がたがいらっしゃいました。感謝です。
その日は朝早くホテルを出発した事もあり、列車内で簡単な朝食をすませただけのお腹が、ゆったりと満たされ、皆様も満足されたのではないでしょうか。参加された方がたのお声の中でも、獲れたて野菜によって作られた食事の素晴らしさが、パリに帰ってからも何度も話題になりました。
実はこのお野菜さん達とは、後程関わらせて戴きました。禅道場のしきたりとしての作業を「作務」といいます。草むしりや、収穫作業をやらせて頂きました。厨房のお手伝いを担当された方もいて、お食事のお皿が廻って来る度にお野菜切るお仕事の様子を他の方がたにお話されながら、美味しそうにめしあがっていました。この「作務」もとても印象に残っていただけたようです。
草むしりや収穫班のかたがたにとっても、自ら収穫したものを食べ物として戴けることのありがたさを日頃にも増して格別な思いで受け止めていただけたのではないでしょうか?本当に皆様お疲れも見せず嬉々として「行」を愉しんでくださったようです。皆様の真摯なお姿にここでも感動を覚えた次第です。 嬉しい限りでした。
5、その日は午後からフリータイムでした。日本から、フランスへ。空間的距離、時間的移動に要する長さは半端ではありません。加えて、パリ到着2日目、前日の組紐展示会の準備、受付、オープニングパーティのご接待等、大役をこなされた方がたがヴァランスへの研修班にも参加して下さいました。それも日本から、御着物を持参されてがんばって下さった方もいらっしゃいました。因みにパリでは、日本人が御着物で歩いているとお写真コールが凄いようです。おもてなしの御気持ちが伝わるのでしょう。素晴らしいコミニュケーションをしていただいたのです。
当然連日のお疲れもありますのに、皆様ヨガヴァランス班の一員として、良く頑張ってくださいました。午後は少々ヨガでからだのほぐしと緩める事を行って頂きました。静けさを味わうように。
6、そして、長い一日はまだ続くのです。いよいよ待ちに待った座禅の時間です。
夕食後の開始です。食堂から、禅堂へと案内されました。先ずは私共初心者に座るためのお作法や、諸注意事項の説明があり、ご指導を予め受けてから、いよいよ禅堂へと通されました。
どのような建物であったか?木造の吹き抜け屋根のどっしりした建物でした。禅堂の、入り口に吊り下げられた木托は、時を知らせる度に打ちならされて穴のあくほど擦り減っていました。中に入りました。靴や靴下を脱ぎ、禅堂には身一つで入ってゆくのです。やはり厳粛な空気が満ちていました。此処ですごされている方がたの蓄積された時間の醸し出すお力の強さを思いました。天井から、和紙のランプシェードが吊り下げられ、禅堂の中全体に柔らかな光を投げかけていました。
ここにも、和が息ずいている。フランスと云うヨーロッパ社会の伝統文化(西の覇者)の地にあって、「禅」という日本の伝統文化も言うなれば東の覇者として、確かなすがたで、この地で共に息ずいているのです。その力を実感したのは、本当に座ってみてからでした。
7、座ってみました。
*座禅行とは? 一回目 40分
経行(きんひん) 5分 <禅堂内を歩く>
二回目 20分
*背骨は不動
*言葉は発せず
*拍子木と鐘の音が合図、開始、終わり
*呼吸は数息観(すそくかん)ひと~~っ、ふたぁ~っ、みぃ~っ、とぉ~っ、と繰り返す事。
*舌は上の歯の付け根
*目線は、畳二つ分ほど前方、もしくは平視
*脚、膝きつい人は椅子座法にて
*禅堂に入室の際、退出の際には合掌、礼
*一回のみの座禅の場合は、経行までか、経行後か選択。
*からだの位置や向きを変えるとき、脚の組み方等とう、合掌をしてから行う。
以上、 注意事項の細目でした。
8、そして、考えたのです。
その日は、近隣から、座禅を学ばれている修行者の方がたもたくさん見えていました。そして共に座ってくださいました。禅堂内にみちているその方がたのお力のおかげなのでしょう。始めての40分は、目を開けて集中することがそれ程窮屈でなくできたように思いました。座禅に集中されている熟達者の方がたの座っているお姿から醸し出されるものが、背骨につたわる毅然とした威儀をもって私達を導いてくれたのでしょう。お手本を示してくだされた、本当にそう思いました。
そして、ふっと気づいたのです。これが様式の持つ力なのか。知らずしらず、私たちの心と体にしみこみじわじわと、目に見えない働きによって心と体の誤りを正してくれる力なのかと痛いほど実感しました。日本の伝統文化の持つ、東洋の叡智のパワーを今更ながら、激しく感じている自分がいました。
そして、その日本文化の精髄と、まさに異国の地にて出会う事ができた。組紐という伝統工芸の紹介と、座禅瞑想の研修の意味が伝統文化の根っこの処にある、精神性の深いレベルのところでひとつに溶けあっていることに気づかされ、今回の旅に、新たな気ずきを戴けた思いがしました。
9、参加された方がた、皆がこの禅道場での体験を格別なものとして、受け止めて下さいましたね。お二人の和尚様を囲んで、皆様がなさった発言は本当に立派でした。皆様のお声を聞き感動で胸が一杯でした。本当にはるばるやってきたこの地での、研修が実りゆたかな体験として、皆様の心のページに書き加えて頂けましたら何よりです。 合宿のさわり、ほんの一部の紹介でした。
合宿という一期一会の貴重な機会を共にして下さった方がたへ、参加された方がた、迎えて下さった方がた、そしてこのようなご縁の繋がりを導いてくださった方がたへ、深く感謝の意を表したく思います。皆様、本当にありがとうございました。
愛を込めて。 深謝 木暮拝
フランス合宿から帰って
<南仏 フランス禅文化センターを訪ねて>2014年9月27日
1、座ってみて考えた事
2、身体内の重く、固い粒子を沈ませて
より精妙なエッセンスを立ちのぼらせる
3、物質粒子が静まり、いっそう精妙な働きが
清澄さ、、、透明度を増すにつれて
自らの内なる意識と
外なる意識が一つに溶け合うのでしょう。
4、世界をありありと感じる。
生命の今を感じる。
共振しあう生命のいまに目覚める。
世界はひとつ
私たちは世界の住人
息を通して、吸う息の只中にある時を思う
吐く息の只中にある時を思う。
時を共有している全ての生命
その尊さ、はかり知れなさを思う。
この今を通して、イキを通して《生命》にそっと
触れられるかもしれない。
5、数息観 数を数えながら
隠れている母音に気づいていきましょう。
ひとぉ~~~~~~つっ !
ふたぁ~~~~~~つっ !
みぃ~~~~~~つっ !
よぉ~~~~~~~つっ !
いつぅ~~~~~~つっ !
むぅ~~~~~~~つっ !
ななぁ~~~~~~つっ !
やぁ~~~~~~~つっ !
ここぉ~~~~~~のつっ !
とおぉ~~~~~~~っ !
隠れている母音が
より精妙なエッセンスに秩序を与える
あ~お~ん 聖なる音
調和と秩序と法則の音
精妙なエッセンスに秩序と法則をもたらす、、、、母音
そして多様な世界が生まれた
子音と共に。
世界は拡大し、法則は隠れて
見えにくくなった。 言葉が生まれた。
精妙なエッセンスが言葉によって表現され
こころを縛る。
もっともっと精妙でのびのびした
エッセンスは逃げ出す!!
*言葉に表現できないもどかしさをかんじつつ
こんな言葉がフランスの旅から
戻った私のなかに
やって来てくれました。
* ありがとう!
深謝木暮
1、帰ってきてもう2週間が過ぎました。フランスも、パリでの日々の事、ヴァランスでの日々の事も、まるで夢の中ですごしたような時間だったか、そんな錯覚にとらわれてしまう程に慌しい日本の生活にまた、どっぷりと浸かっております。
合宿がどんな様子であったか、これからお話させて下さいませ。まだ記憶が鮮明なうちに。
2、今回の旅に同行された方は20名。二つのグループに途中から別れての行動でした。組ひもの方がたは、パリのギャラリーの展示会を中心に行動されました。我がヨガチームは南仏へ。パリからの距離ですが、リヨン駅からTGV(日本の新幹線です)に乗る事、2時間30分。さらに駅から和尚様達のお迎えの車に乗せて戴き、高速道で30分程で到着。後で地図を確認しましたら、空間移動も大きかったですね。その間に、幾つかの集落を抜けて、エリューヌ川と森に囲まれたフランス禅文化センターの地に到着。数棟の建物が立ち並ぶ中で、私達の宿舎として、昔の蚕室を改造した建物が提供されました。これも奇しきご縁でした。階下はこのセンターの事務所として使用されていました。
3、こうして、禅道場での、二泊三日の座禅瞑想の日々が始まりました。
着いた日のお話からにいたしましょう。最初に案内された建物は弓道場の広い空間でした。日本にいるのかと錯覚するほどの、竜安寺の石庭を髣髴とさせるような白砂のしきつめられた中庭が広々と拡がっています。四囲の木立が日本的な風情を伝えていました。 まさにここは日本か!?
迎えて下さったフランス人のお二人の臨済のお坊さんにご挨拶を済ませ、これから過ごす時間を思いワクワクした次第です。宿舎の部屋割りも決まり、昼食タイムとなりました。
4、さて、どんなお食事であったか?お知りになりたい方いらっしゃいましょう。
食堂でもお作法が在り、黙々と食べる事に集中いたします。食べ物は大皿に載せられテーブルの数箇所に置かれています。それを左の席の方から取り分けて、次、次へと渡していくのです。
センター内に隣接した畑があり、そこで摂れたお野菜中心の本当にお腹に優しい食事でした。同じ食材を用いても、シェフといわれる青年が工夫がこらしたメニューで毎食、私達を迎えてくれたのです。その他、ボランティアで厨房を手伝ってくださった方がたがいらっしゃいました。感謝です。
その日は朝早くホテルを出発した事もあり、列車内で簡単な朝食をすませただけのお腹が、ゆったりと満たされ、皆様も満足されたのではないでしょうか。参加された方がたのお声の中でも、獲れたて野菜によって作られた食事の素晴らしさが、パリに帰ってからも何度も話題になりました。
実はこのお野菜さん達とは、後程関わらせて戴きました。禅道場のしきたりとしての作業を「作務」といいます。草むしりや、収穫作業をやらせて頂きました。厨房のお手伝いを担当された方もいて、お食事のお皿が廻って来る度にお野菜切るお仕事の様子を他の方がたにお話されながら、美味しそうにめしあがっていました。この「作務」もとても印象に残っていただけたようです。
草むしりや収穫班のかたがたにとっても、自ら収穫したものを食べ物として戴けることのありがたさを日頃にも増して格別な思いで受け止めていただけたのではないでしょうか?本当に皆様お疲れも見せず嬉々として「行」を愉しんでくださったようです。皆様の真摯なお姿にここでも感動を覚えた次第です。 嬉しい限りでした。
5、その日は午後からフリータイムでした。日本から、フランスへ。空間的距離、時間的移動に要する長さは半端ではありません。加えて、パリ到着2日目、前日の組紐展示会の準備、受付、オープニングパーティのご接待等、大役をこなされた方がたがヴァランスへの研修班にも参加して下さいました。それも日本から、御着物を持参されてがんばって下さった方もいらっしゃいました。因みにパリでは、日本人が御着物で歩いているとお写真コールが凄いようです。おもてなしの御気持ちが伝わるのでしょう。素晴らしいコミニュケーションをしていただいたのです。
当然連日のお疲れもありますのに、皆様ヨガヴァランス班の一員として、良く頑張ってくださいました。午後は少々ヨガでからだのほぐしと緩める事を行って頂きました。静けさを味わうように。
6、そして、長い一日はまだ続くのです。いよいよ待ちに待った座禅の時間です。
夕食後の開始です。食堂から、禅堂へと案内されました。先ずは私共初心者に座るためのお作法や、諸注意事項の説明があり、ご指導を予め受けてから、いよいよ禅堂へと通されました。
どのような建物であったか?木造の吹き抜け屋根のどっしりした建物でした。禅堂の、入り口に吊り下げられた木托は、時を知らせる度に打ちならされて穴のあくほど擦り減っていました。中に入りました。靴や靴下を脱ぎ、禅堂には身一つで入ってゆくのです。やはり厳粛な空気が満ちていました。此処ですごされている方がたの蓄積された時間の醸し出すお力の強さを思いました。天井から、和紙のランプシェードが吊り下げられ、禅堂の中全体に柔らかな光を投げかけていました。
ここにも、和が息ずいている。フランスと云うヨーロッパ社会の伝統文化(西の覇者)の地にあって、「禅」という日本の伝統文化も言うなれば東の覇者として、確かなすがたで、この地で共に息ずいているのです。その力を実感したのは、本当に座ってみてからでした。
7、座ってみました。
*座禅行とは? 一回目 40分
経行(きんひん) 5分 <禅堂内を歩く>
二回目 20分
*背骨は不動
*言葉は発せず
*拍子木と鐘の音が合図、開始、終わり
*呼吸は数息観(すそくかん)ひと~~っ、ふたぁ~っ、みぃ~っ、とぉ~っ、と繰り返す事。
*舌は上の歯の付け根
*目線は、畳二つ分ほど前方、もしくは平視
*脚、膝きつい人は椅子座法にて
*禅堂に入室の際、退出の際には合掌、礼
*一回のみの座禅の場合は、経行までか、経行後か選択。
*からだの位置や向きを変えるとき、脚の組み方等とう、合掌をしてから行う。
以上、 注意事項の細目でした。
8、そして、考えたのです。
その日は、近隣から、座禅を学ばれている修行者の方がたもたくさん見えていました。そして共に座ってくださいました。禅堂内にみちているその方がたのお力のおかげなのでしょう。始めての40分は、目を開けて集中することがそれ程窮屈でなくできたように思いました。座禅に集中されている熟達者の方がたの座っているお姿から醸し出されるものが、背骨につたわる毅然とした威儀をもって私達を導いてくれたのでしょう。お手本を示してくだされた、本当にそう思いました。
そして、ふっと気づいたのです。これが様式の持つ力なのか。知らずしらず、私たちの心と体にしみこみじわじわと、目に見えない働きによって心と体の誤りを正してくれる力なのかと痛いほど実感しました。日本の伝統文化の持つ、東洋の叡智のパワーを今更ながら、激しく感じている自分がいました。
そして、その日本文化の精髄と、まさに異国の地にて出会う事ができた。組紐という伝統工芸の紹介と、座禅瞑想の研修の意味が伝統文化の根っこの処にある、精神性の深いレベルのところでひとつに溶けあっていることに気づかされ、今回の旅に、新たな気ずきを戴けた思いがしました。
9、参加された方がた、皆がこの禅道場での体験を格別なものとして、受け止めて下さいましたね。お二人の和尚様を囲んで、皆様がなさった発言は本当に立派でした。皆様のお声を聞き感動で胸が一杯でした。本当にはるばるやってきたこの地での、研修が実りゆたかな体験として、皆様の心のページに書き加えて頂けましたら何よりです。 合宿のさわり、ほんの一部の紹介でした。
合宿という一期一会の貴重な機会を共にして下さった方がたへ、参加された方がた、迎えて下さった方がた、そしてこのようなご縁の繋がりを導いてくださった方がたへ、深く感謝の意を表したく思います。皆様、本当にありがとうございました。
愛を込めて。 深謝 木暮拝
フランス合宿から帰って
<南仏 フランス禅文化センターを訪ねて>2014年9月27日
1、座ってみて考えた事
2、身体内の重く、固い粒子を沈ませて
より精妙なエッセンスを立ちのぼらせる
3、物質粒子が静まり、いっそう精妙な働きが
清澄さ、、、透明度を増すにつれて
自らの内なる意識と
外なる意識が一つに溶け合うのでしょう。
4、世界をありありと感じる。
生命の今を感じる。
共振しあう生命のいまに目覚める。
世界はひとつ
私たちは世界の住人
息を通して、吸う息の只中にある時を思う
吐く息の只中にある時を思う。
時を共有している全ての生命
その尊さ、はかり知れなさを思う。
この今を通して、イキを通して《生命》にそっと
触れられるかもしれない。
5、数息観 数を数えながら
隠れている母音に気づいていきましょう。
ひとぉ~~~~~~つっ !
ふたぁ~~~~~~つっ !
みぃ~~~~~~つっ !
よぉ~~~~~~~つっ !
いつぅ~~~~~~つっ !
むぅ~~~~~~~つっ !
ななぁ~~~~~~つっ !
やぁ~~~~~~~つっ !
ここぉ~~~~~~のつっ !
とおぉ~~~~~~~っ !
隠れている母音が
より精妙なエッセンスに秩序を与える
あ~お~ん 聖なる音
調和と秩序と法則の音
精妙なエッセンスに秩序と法則をもたらす、、、、母音
そして多様な世界が生まれた
子音と共に。
世界は拡大し、法則は隠れて
見えにくくなった。 言葉が生まれた。
精妙なエッセンスが言葉によって表現され
こころを縛る。
もっともっと精妙でのびのびした
エッセンスは逃げ出す!!
*言葉に表現できないもどかしさをかんじつつ
こんな言葉がフランスの旅から
戻った私のなかに
やって来てくれました。
* ありがとう!
深謝木暮